患者様の症状改善が
私たちの励み。
キャリアステップ
井上 樹亜良
経済学部卒/2010年入社
MY CAREER
2010年
4月
入社
新入社員教育、営業研修
2010年
10月
MS(医薬品卸売業の営業担当者):医薬担当として支店へ配属
2021年
10月
SPLine 株式会社の営業職へ出向
SPLine 株式会社:スペシャリティ医薬品に関する流通のための機能・ソリューション等の企画・提案、および管理をしているメディパルグループの会社

Question 01
現在の仕事内容は?

SPLineではスペシャリティ医薬品※1を専門に取り扱い、メディパルグループが有する質の高い医薬品流通管理機能やPFM®※2・AR※3・PMS※4を含めた最適な流通の企画提案を行い、製薬会社から流通をお任せいただけるよう各商品の特性に応じたオーダーメイドの流通体制を設計・構築する仕事をしています。
MS時代の商談相手は医師や薬剤師、製薬会社のMR(医薬情報担当者)の方々がメインでした。SPLineでは製薬会社の開発・サプライチェーン※5部門の方々をはじめ、業界内外の数多くの関係会社の方々と日々連携・協働しています。
※1 スペシャリティ医薬品:厳格な温度管理、在庫管理、セキュリティ管理が必要な希少疾病薬を含め、高額医薬品やバイオ医薬品、再生医療等商品等のこと。
※2 PFM®:医療用医薬品の開発投資を通じて、製薬企業とともにリスクとリターンを共有するビジネスモデルのこと。
※3 AR:MR認定試験に合格したMS(医薬品卸売業の営業担当者)や薬剤師等に付与した社内呼称。
※4 PMS:製造販売後調査。医薬品や医療機器を発売した企業が、商品の品質、有効性、安全性を確認するために法的に義務づけられた調査のこと。
※5 サプライチェーン:原材料や部品の調達から販売に至るまでの一連の流れのこと。

Question 02
仕事のやりがいは?

スペシャリティ医薬品の中には、がん、希少疾病をはじめ生命にかかわる重大な疾患の治療薬が数多くあります。安心・安全・安定的にお届けする体制を構築することは、医薬品流通業の社会的使命であると考えています。
これらは、厳密な低温度帯での保冷管理を必要とするものが多く、微小な温度変化でも有効成分の変質が懸念されます。そのため、確実かつ安全に全国の医療機関にお届けし、希少疾患で苦しんでいる患者様の症状が改善したという報告を貰ったときにはとてもやりがいを感じます。

もっと知りたい!仕事と職場

社内公募に応募した経緯を
教えてください。
入社以来11年間、継続してやり抜く大切さも感じつつ、新たな仕事にチャレンジしてみたいという思いが日に日に強まっていました。
そんなときに社内公募が掲示され、営業職での募集ということもあり、今まで培ってきた能力も活かせると思い、応募しました。
入社以来11年間、継続してやり抜く大切さも感じつつ、新たな仕事にチャレンジしてみたいという思いが日に日に強まっていました。
そんなときに社内公募が掲示され、営業職での募集ということもあり、今まで培ってきた能力も活かせると思い、応募しました。
会社の雰囲気を
教えてください。
メディセオもSPLineも共通して、強い使命感と思いやりがある人が多いです。今のメンバーは責任感が強く、仕事に対して志が高い仲間が集まっているので、良い刺激をもらいながら仕事ができています。
出向して成長したと感じたことを
教えてください。
スペシャリティ医薬品それぞれの特性に応じたオーダーメイドの流通体制を構築する為、SPLineへ出向したらこそ、携わることができる仕事がたくさんあります。
今まで以上に専門性が高められることができ、自身を成長させてくれるチャンスの場でもあるということを再認識しています。
スペシャリティ医薬品それぞれの特性に応じたオーダーメイドの流通体制を構築する為、SPLineへ出向したらこそ、携わることができる仕事がたくさんあります。
今まで以上に専門性が高められることができ、自身を成長させてくれるチャンスの場でもあるということを再認識しています。
1日のスケジュールを
教えてください。
1日のスケジュール

Question 03
今までの業務から、現在に活かされていることを教えてください。

MS時代、新規開拓しようと検討していた医療機関について「とても厳しい先生で面会できない可能性が高いよ」という周りの話を聞き、訪問を諦めたことがありました。数か月後、販売促進したい商品があり、勇気を出してアポイントをお願いしたところ、快く面会を受け入れてくれ、商品を採用していただくことができました。このことから他者から聞いた情報を鵜吞みにするのではなく、自分で行動していくことの大切さを痛感しました。現在の業務においても、できないという思い込みや先入観を排除し、「主体的にまずはやってみる」を心掛けています。

オフの日の井上さん

子どもがまだ小さいので、休日は家族で過ごすことを大切にしています。長期休暇を取得し、温泉や旅行することが今後の楽しみです。

FUTURE GOALS

希少疾患の患者様が
安心して暮らせる世界に。
目の前の仕事だけでなく、その先にいる希少疾患で治療を待ち望んでいらっしゃる患者様に貢献できることは何かを考えています。昨今、数多くのスペシャリティ医薬品が生みだされているものの、希少疾患自体の認知度・診断率の低さが大きな課題であり、解決していかなければならない問題です。疾患啓発活動等を通じ、大病院の先生から開業医の先生まで同じレベルで希少疾患全体に対する理解が広まり、患者様がどこの医療機関にいっても適切な診療が受けられる世界の実現に向け、SPLineの一員として邁進してまいります。

※掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。