-196℃から37℃の温度帯に対応。薬局や病院で受け取るお薬から、再生医療等製品の流通まで、医薬品の品質保持と安定供給を実現します。
医薬品の多様化・高度化とともに、特別な温度管理が必要な医薬品も増えています。メディセオでは、-196℃から37℃まで、あらゆる温度帯に対応した保管·配送システムを開発し、全国どこへでも安心・安全・効率的にお届けできる温度帯別物流プラットフォームの構築を進めています。
超低温物流においては、液体窒素を充填して使用する移送容器・専用カートはもちろん、流通にかかるトータルサポートシステム「SDNS(Specialty Drug Network System)」を開発し、製薬企業の工場から患者様への投薬直前まで安心・安全に管理しています。
揺れや衝撃時の液漏れを防止する多重ブレード構造により、液体窒素のスピード充填と製品(試料)が格納された状態での充填が可能。
衝撃吸収に優れたサスペンションと静音・抗菌キャスター構造で、工場出荷から患者様投与までの保管・出荷・輸送、すべてに適した設計。
小型の輸送・保管温度管理ロガー「G-TAG TempView」の共同開発を神栄(株)の子会社である神栄テクノロジー(株)と行いました。この温度ロガーは、医療用医薬品等の物流過程に応じた測定モードを選ぶことが可能であり、新型コロナウイルス感染症ワクチンの保管・輸送用に採用されました。今後さらに増加すると予測される厳格な品質管理を必要とする医薬品等の流通に対応するため、温度の他、湿度、衝撃、振動、照度の計測など幅広い用途に活用できるよう機能拡張を行っています。