イムノエース®SARS-CoV-2 Saliva

唾液を検体とした抗原定性検査キット
- 検体:唾液
- 反応時間:~20分(20分より前でも判定部[T]及び[C]の両方に黒色のラインが認められた場合には陽性と判定してください)
- 新型コロナウイルス抗原を唾液検体を用いて20分で検出。
- 2種類の方法で検体採取が可能。
容器採取法:容器に唾液を吐出し検体採取する方法。
口腔採取法:口腔底に唾液を溜め検体採取する方法。
容器採取法で唾液を採取する場合は別売品の「唾液採取用容器(カタログ番号:ACSW7019、規格:10本)」またはご施設でお持ちの滅菌容器等をご使用ください。
一般的名称:SARSコロナウイルス抗原キット 承認番号:30400EZX00024000 体外診断用医薬品
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イムノエース®SARS-CoV-2 Salivaの操作手順


(1)容器採取法
滅菌容器等に1~2mL程度の唾液を採取します。採取後、キット付属のスワブを唾液に浸し、回転させながら綿球全体に浸みわたらせてください。
(2)口腔採取法
舌先を上あごに押し当て口腔底に唾液を溜めます。溜めた唾液にキット付属のスワブを10秒以上浸し、その後5回以上回転させながら綿球全体に浸みわたらせてください。
【注意点】
①採取した検体は、できる限り早く【用法・容量(操作方法)】に従い試料調製し、検査を行ってください。
②検体は感染の危険性があるものとして、十分に注意して取扱ってください。
③飲食や歯磨き、うがい直後の唾液採取はウイルスの検出に影響を与える可能性がある為、目安として飲食や歯磨きを行った後30分以上の時間を空けてください。
④唾液検体に喀痰等の粘性成分が多量に含まれると反応に影響を与える可能性があるため、自然に徐々に流出する唾液を滅菌容器等又は口腔底に溜めてください。
⑤脱水等により唾液が出にくい被検者より採取した唾液を用いた場合、正確な結果を得られない可能性があります。

検体抽出液の容器のアルミシールを液が飛び散らないように剥がします。

検体採取後のスワブを検体抽出液に浸し、容器の外側からスワブの頭部を軽くつまみ5回以上左右に回転させ、上下に動かし攪拌します。
抽出後、容器の外側からスワブの頭部をつまみ、試料を絞り出すようにスワブを引き抜き、試料とします。

検体抽出液の容器の上端に付属のノズルを被せてしっかりと閉めます。

検体抽出液の容器の中ほどをつまみ、テストプレートの試料滴下部に試料3滴を滴下します。

陽性:判定部[T]及び[C]の両方に黒色のラインが認められた場合(2本ライン)を陽性と判定します。但し20分より前でも判定部[T]及び[C]の両方に黒色のラインが認められた場合には陽性と判定してください。
陰性:判定部[T]に黒色のラインが認められず、判定部[C]にのみ黒色のラインが認められた場合(1本のライン)を陰性と判定します。
再検査:判定部[C]に黒色のラインが認められない場合は、測定操作上の問題、あるいは試薬の品質上の問題が考えられます。別のテストプレートで検査をやり直してください。