外箱裏面に印刷された㊉に抽出チューブを差し込み、上部のシール栓を外します。

キット同梱の減菌綿棒を使用し、片方の鼻腔に慎重に挿入します。抵抗を感じる場合は、それ以上挿入しないでください。

鼻腔の粘膜に沿って滅菌綿棒を5回ほど回転させ、粘液と細胞の両方を確実に採取します。
もう一方の鼻腔についても同じ滅菌綿棒を用いてこの手順を繰り返し、両方の鼻腔から十分に検体を採取します。
鼻腔から滅菌綿棒を引き出し、検体の前処理に進みます。

抽出チューブに滅菌綿棒を入れ、滅菌綿棒の先端を抽出チューブの底と側部に押し当てながら、6回以上回し、滅菌綿棒を入れたまま1分間待ちます。
1分後、抽出チューブを外側から数回押し、検体を絞るように滅菌綿棒を引き抜きます。

抽出チューブ用キャップの広い部分を抽出チューブに取り付け、隙間がないことを確認します。

測定カセット袋から測定カセットを取り出し、水平になる場所に置きます。抽出チューブを垂直に持ち、測定検体の溶液を4滴（およそ100μL）測定カセットに加えます。

15分経過後、結果を確認します。

陽性：コントロールライン（C）と測定ライン（T）が2本とも現れた場合、結果は陽性です。
陰性：コントロールライン（C）のみ現れた場合、結果は陰性です。
無効：測定後コントロールライン（C）が現れない場合、結果は無効です。^※

※無効となった原因として、検体採取及び操作手順が適切でなかったこと、または測定カセットの期限切れにより劣化していることが考えられます。新しい測定カセットにて再測定を実施ください。