開業・承継・移転等に関するお問い合わせはこちら

お問い合わせ

スタッフ採用のキモRecruit

スタッフ書類選考、面接時の豆知識

履歴書のイメージ写真

写真貼付の履歴書をなるべく送付してもらい、書類に記述されている内容を事前に確認し、質問を多角的に行います。
書類選考をしてできれば10~15名に絞って面接しましょう。
履歴書の写真写りなどは無視して頂いても結構です。
実際にお会いした際の印象と履歴書の写真が異なることが多いからです。
なお、経歴やスキル、通勤時間、年齢なども軸に選考しましょう。

履歴書での写真選考を重視していない分、当日の面接者の第一印象(以下の3点)は重要です。

  1. 表情や身だしなみ、振る舞いなど見える要素
  2. 声の大きさやトーン、抑揚などの聞こえる要素
  3. 内容や言葉遣いなど、言葉による要素

質問事項としては、

オープンクエスチョンから尋ねる
自己紹介をおねがいします、面接会場まで今回はどのように来ましたか、開院するクリニックの場所についての認知度から、もし採用されたらどのように通勤しますかなど。
応募した動機を尋ねる
持っているスキル、活用できるスキルを明確にし、なぜ当院を選んだかを尋ね、やる気や熱意を見ます。
面接者もこのような質問を予想しているので、準備しているはずです。
セールスポイントを尋ねる
自己分析、自己理解がきちんと行われているか判断し、結論からの理由、説得力を判断します。
前職を退職した理由を尋ねる
同じような理由から辞める確率が高いので、理由があがった時点で具体的に掘り下げて確認します。
最後に質問がないかを尋ねる
前向きな質問があるかも確認します。
具体的には準備することや勉強することなどがあるか尋ねる方もいます。
配慮すべき質問
社会的差別の恐れになる事柄は質問しないように徹底します。
特に本籍・出生地に関すること、家族に関すること、宗教、生活信条、支持政党、社会運動、尊敬する人物に関する事、購読新聞や雑誌・愛読書などです。

面接前の事前準備事項

院長の個人情報となる自宅住所や電話番号をオープンにしたスタッフ募集をしないので、広告会社などをうまく利用することも一考に値します。
採用面接者が決まれば、面接日時などを連絡を行います。
なお、面接時に交通費程度のお礼(クオカード・図書券など)を用意する場合もあります。
なぜなら応募者はクリニックの近所にお住いの方も多く、患者として来院されることも見越して、できる限り心証が悪くならないように最大限の配慮をします。

面接時及び面接後の注意点

面接のイメージ写真

面接時は、3名ぐらい(院長、院長配偶者、税理事務所担当者、コンサルティング担当者など)で面接者1名に対して10分〜15分ぐらいは必要です。

院長は、面接者に対して、面接に来てもらった御礼と挨拶を面接の初めにしっかり応募者に伝えてから行い、いつも笑顔で面接者と接することが大切です。
面接者も院長のもとで勤務できるかを見ているので、決して偉そうに雇ってあげるといった態度をとらないよう注意ください。

採用予定者については、面接後の早めに且つなるべく院長から電話で内定の連絡をした方が良いです。
なお、不採用者については面接に段取りを行なった業者さんから文書等にて当事者に連絡してもらうことも可です。
ただし、不採用者全員にいっぺんにお断りするのではなく、内定辞退者が出てくることを見越して、次点の方への不採用通知は少し遅らせるなどの工夫も重要です。

PAGE TOP