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医院開業における銀行融資のポイントBank Loan

銀行融資を受ける際のポイント

銀行融資のイメージ写真

医院開業資金のすべてを銀行融資でまかないたい、という先生も多いのが実情です。 そういった意味でも資金調達は医院開業を検討されている先生方にとって、最優先に検討される事項の一つとなっております。

そこで以下に開業場所を決めたら、まず最初に考えるべき資金調達についてご説明を致します。

銀行の融資担当者が本当に知りたいことは主に次の3点といえます。

  • 開業される先生の熱意
  • 先生がどのような医療を提供したいか、という具体的なビジョン
  • 事業計画の妥当性と採算性

次に銀行融資の流れをご説明致します。

1:希望条件の確認
希望条件や自己資金、保証人、事業資金の総額等といった融資に最低限必要な事項を決めます。
2:融資の打診、事前のすり合わせ
必要書類と事業計画書を提出し、事前にすり合わせを実施します。
3:銀行融資担当者との顔合わせ
銀行の融資担当者と面談します。先生の財産状況や開業後の目指す姿等について説明します。
4:銀行の審査
上記融資担当者との面談後に融資の審査が開始されます。
なお、審査が完了するのに概ね2週間前後を擁します。
5:銀行からの提案結果と融資決定
融資の金額や利率、返済期間、据置期間、連帯保証人等といった銀行からの融資条件を検討の上、融資を受ける銀行を決定します。
6:融資の実行
建築や内装等の資金支払いのタイミングに応じて、融資が実行されます。

固定金利と変動金利について

次によく聞く固定金利と変動金利のそれぞれのメリットやデメリットについてご説明致します。

固定金利のメリットとデメリット

メリット
返済開始時点の金利が一定期間(3年や5年等)において固定されます。
毎月の支払い額や合計返済額がわかるため、資金計画が立てやすいというメリットがあります。
デメリット
変動金利に比べて金利が高くなりがちです。
また繰上返済時に違約金がかかることもあります。

変動金利のメリットとデメリット

メリット
固定金利に比べて金利が低く、毎月の返済を低く抑えることができます。
また繰上返済時に違約金がかかりません。
さらに返済期間の中途にて、固定金利に変更も可能です。※逆に固定金利からか変動金利への変更はできません。
デメリット
金融状況の動向(短期プライムレート等)により、支払利息が上昇する可能性があります。
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