女性社員もたくさん活躍しているメディセオ。
結婚・出産後の働き方について、3名のママさんスタッフが語り合いました。
  • 倉科さん(コンプライアンス室 法務・内部統制グループマネジャー)
  • 育児中の母親が安心して働くための制度が充実していることも、
    メディセオの特徴であり強みの一つです。

    倉科さん(コンプライアンス室 法務・内部統制グループマネジャー)

倉科さん:私は高2の女の子と中1の男の子の2人の子どもがいます。長女が生まれた時に1回目の育児休業をとりました。

和田さん:うちは高3と中2の、2人の男の子がいます。私が長男を出産した18年前より、今の方が会社の制度がどんどん良くなっていて、女性に優しい会社になっていると思います。

市川さん:私は昨年に、子どもが満1歳になったということで復職しました。現在は、家族に手伝ってもらいながら、仕事と家事の両立に頑張っているところです。


倉科さん:市川さん、今一番大変なことは何ですか?

市川さん:家事ですね。帰宅してから寝るまでの間の食事の支度や掃除、洗濯をいかに効率よくこなしていくかを、いつも心がけています。

和田さん:私は子どもが小さい時は特に、出勤時には母親から仕事モードへ、逆に帰宅時には仕事モードから母親へと、それぞれ5~10分くらい一人の時間を取って、気持ちを切り換えていましたね。自分が今日やれることをしっかり考えつつ、一週間のペース配分に注意していました。意外に、働いてる方が時間の使い方がうまくなるかもしれませんね。

市川さん:確かに私も移動中の電車の中で、その日の家事の順番などを考える癖がつきました。そうした効率性への意識や考え方は仕事のほうにも生かされていると感じています。 どのくらい経てば、両立がバランス良くできるでしょうか?

倉科さん:保育園に入って年長くらいになったら、また違う悩みが出てくると思いますが、子どもが赤ちゃんの頃と比べるとちょっと落ち着く、といったところでしょうか。

和田さん:今は多分、お子さんが「泣いてしまってどうしよう」という悩みだと思います。でも大きくなってくると本人の意志が出てくるので、今度はそれとのつき合いが大変になってくると思います。「今聞いて欲しい」「今やって欲しい」というのに応えなくてはいけない時間が増えてきますよ。

倉科さん:今は家族が自発的にある程度の役割分担をつくっていて、すごく楽させてもらっているな、と思います。子どもがまだ小さかった時に、ポイント制を作って、ゲーム感覚で家事を手伝ってもらっていました。楽しかったりとか、褒められたりとか、「やって面白いな」って思ってくれるところから始めたのですけど、今は結構自発的·


積極的に家事を手伝ってくれます。退社時間が遅くなった時は、家に帰ってからゼロベースで家事を始めるのは絶対無理。ですから子どもたちが協力的にやってくれているのは本当に助かりますし、感謝しかないです。

和田さん:我が家には家事の役割分担はなくて、夫も子どもも含めて「一番初めに帰宅した人がやる」「一番初めに気付いた人がやる」ということにしています。夫の方が帰宅時間が早いので子育ては協力制です。こうしたことは、それぞれのご家庭の事情に従って対策を立てるようにすればいいと思います。

倉科さん:自分だけ頑張ろうとはしないように…頑張り過ぎちゃうといろいろなところで疲れが出たり、仕事の方にも影響が出たりしちゃいますから。サポートを頂けるのであれば、うまく活用するのをお勧めします。

和田さん:以前は、あれもこれもやりたい…と思いながら、結局できないまま一日が終わる、ということが多かった気がしますね。そういう時は無理をせず、「私の役目」と一旦決めたことでも、崩しながらこなしていった方がいいと思います。

市川さん:お子さんたちがとてもしっかりと手伝ってくれるようですが、小さい頃からそう教育されていたのですか?

倉科さん:私の方から「何々やって」と言ったことはないですね。私の様子を見ていて、自然に手伝うようになった感じです。

和田さん:子どもたちは「お母さんが倒れたら大変だから、僕らが頑張らないと」と考えているようで、そんな意識をすごく感じますね。だから、大きくなってからの方が家事を手伝ってくれます。

倉科さん:勉強とかもそうですが、こちらから何も言わなくても、自分で率先して家事を手伝うようになってきたかな、という感じです。「自分が何をしなきゃいけないのか」を子どもなりに考えて行動しているように感じます。


市川さん:お子さんの体調不良で、仕事を休みがちな時はありましたか?

和田さん:ありましたね。保育園から電話がかかってくるかもしれないとハラハラした時もありました。

倉科さん:ありました。保育園に入りたての1年間は、風邪じゃないのに熱がいきなり出て、保育園から「迎えに来てください」という電話がしょっちゅうかかってきて。でも夜になるとケロッとしちゃって。それの繰り返し。

市川さん:子どもの急病で突発的に休まなきゃいけなくなった時に、引継ぎがうまくできるかが課題だなと感じています。常日頃から自分の仕事を職場のグループのみんなに把握してもらい、そんな時でもサポートしてもらえるような状況にしておくことも大切なのかな、と思います。

  • 和田さん(千葉第一営業部  業務グループマネジャー)
  • 職場でも家庭でも、サポートをもらえるなら積極的に活用すべき。自分一人で抱え込んで、結局体調を崩しては何にもなりません。

    和田さん(千葉第一営業部 業務グループマネジャー)

倉科さん:全部の家事を自分一人でこなす、なんてなかなか難しくて、母親にサポートをお願いすることもありました。仕事の方も、状況を見て職場と業務の共有をお願いしたり、手伝ってもらえるところは手伝ってもらったり。逆に自分がヘルプに回ることもありました。できれば仕事を共有して、お互いにちょっとお願いできる、なんていう環境だとやりやすいですよね。

和田さん:私は以前、ある支店で営業事務を担当していたことがありますが、事務担当が2人しかいなかったので、私が休むと相手の負担になってしまうのです。忙しい時とか仕事がいっぱいある日に休まなくちゃいけないことは本当に申し訳ない気持ちになりました。とても苦しい部分ですよね…。

市川さん:そうなんです。「迷惑かけたくない」って…。


和田さん:自分が休むことによって職場とかかわる人にも迷惑をかけちゃうっていうのがすごくありますが、精神的にその辺は自分でコントロールしないと、今度は気持ちの部分でつらくなってしまいますよね。でも大丈夫です、みんな同じ、お互いさまですから。責める人なんて誰もいませんよ。次、出勤した時にしっかり頑張ればいいのではないかと思います

  • 市川さん(神奈川ALC 庶務グループ1チーム)
  • メディセオにはさまざまな制度があるだけでなく、取得しやすい環境が整っていてとても心強く感じています。

    市川さん(神奈川ALC 庶務グループ1チーム)

倉科さん:市川さんは、今、短時間勤務制度はとっていますか?

市川さん:取っていないです。うまく活用すればいいかなとは思っていますが、今のところはフルタイムで。今後状況を見て、短時間勤務に切り替えようかなと思っています。

倉科さん:会社の制度の中に、有給休暇の他に「傷病積立有給休暇」というのがありまして、前は病気の時だけ取れるものだったのですが、今は育児と介護のためにも取れるようになりました。当社の特徴だと思います。


和田さん:年々、女性が働きやすい制度がいろいろできてきています。会社が考えてくれているとも思うので、そういうものはしっかり利用していくのがおすすめです。

倉科さん:権利を主張するとかそういうことではなく、そういう制度を利用してメリハリをつけて働いた方が、絶対自分にとってプラスになると思います。「我慢、我慢」ではつらくなってしまいますから。

市川さん:お子さんが何歳くらいまで利用されていましたか?

倉科さん:私は時差勤務を、当時の制度上限ギリギリ(小学校就学前)まで利用していました。

和田さん:今は小学校6年生までとることができます。子どもが大きくなって、だいたい4年生くらいになると自我が芽生えてくるので、制度の必要性は高くなくなりますが、会社が6年生まで認めているということはすごいなと思います。

倉科さん:短時間勤務も6年生まで使えますよ。

和田さん:「6時間勤務」と「7時間勤務」のどちらかが選べます。

倉科さん:「制度がないから、どうしよう」ということがないのはいいですね。制度を使わずに両立できるのであれば、それに越したことはありません。ただ状況の中で、「どうしても厳しいな」ということがあった時に、そういう制度があるので辞めずに働くことができる、という環境にはなっています。


和田さん:会社のほうからも「様々な制度がある」ということを今すごく発信しているので、以前より周りの方もわかってくれていますね。

市川さん:そうですね。制度をとりやすい環境である、ということはすごく感じます。

和田さん:本当に各制度はすごくありがたいな、と思います。今の私は自分の力だけではここにはいません。復職後も本当にたくさんの人に支えてもらいました。この時代に働けて、このような役職につけさせてもらえて、すごくありがたいと思っています。 会社が好きで、働いていこうと思っていれば続けられる――メディセオはそういう会社だと思います。この会社には様々な制度がありますから、頑張りたいと思う女性には将来が、未来が開けています。

市川さん:和田マネジャーの部下の方は、何人ほどお子さんがいらっしゃるんですか?

和田さん:事務の女性の3分の2くらいはお子さんがいらっしゃいますね。みなさん頑張っていますよ。「大丈夫だから!」と伝えるのが私の仕事ですね。「やっていけるから大丈夫だよ」って声をかけてあげながら、何か困ったことがあった時は話を聞いて、一つひとつ解決していけるよう一緒に考えています。見ていると、みんなパワーがありますよ。頑張りたい、この会社でやっていきたいという気持ちをすごく感じています。

倉科さん:制度だけでなく、職場スタッフや家族の理解と協力――これがワーク·ライフ·バランスのコツだと思います。

和田さん:そのためには、自分から「こうしたい」と発信していかなければいけませんし、周りも、そうしたことを言いやすい環境を作っていかなければいけないと思います。

市川さん:和田マネジャーがおっしゃるようにメディセオは頑張りたい女性にとって未来が開けていて心強いです!私もうまく制度も利用しながら仕事と子育てを両立させて頑張ります。

※上記内容は座談会当時のものです